COMEXを通じた商品CFD取引

先物取引所とは、金融機関や個人が多様な商品を取引できる市場のことです。

世界の主要な商品取引所は主にアメリカに所在しています：

• シカゴ商品取引所 (CBOT)：シカゴを本拠地とし、CME（シカゴマーカンタイル取引所）が運営する商品先物取引所です。
• アメリカ・インターコンチネンタル取引所 (ICE)：アトランタを本拠地とし、エネルギー商品に特化した取引所です。
• ニューヨーク商品取引所 (NYMEX)：ニューヨーク市に本拠地を置き、CMEが運営する取引所です。

商品取引で最も一般的な方法は、先物契約の売買です。 商品先物契約の価格は標準化されています。これは、基盤となる金融商品の数量（ポンド、オンス、バレルなど）が事前に定められており、すべての市場プロバイダーにとって同一であることを意味します。

先物契約はまた、保有者に対し、将来の受渡し日に予め定められた価格で商品を購入または売却する義務を課します。

CFD（差価契約）取引においては、商品先物契約の満期日が到来すると、トレーダーは取引を決済して新しい取引を開始するか、（可能であれば）契約を翌月にロールオーバー（期間更新）することができます。

商品には主に3つの資産カテゴリーがあります：

• エネルギーまたはエネルギー商品——車両、発電機、その他のエンジンに必要な各種石油やガソリン誘導体のことです。 これにはアメリカ・テキサス州西部のWTI（ウェスト・テキサス・インターミディエイト） 原油、北海産の国際的なブレント原油、並びに 天然ガス、暖房用油、ガソリンが含まれます。
• 金属、貴金属（金、銀、プラチナなど）および卑金属（銅など）——主に政府や中央銀行が最初に発行し、硬貨、金棒、金塊の形で使用される金と銀を指します。
• 農業または農産物——採掘される金属や採取されるエネルギーではなく、栽培される作物や飼育される家畜といった各種ソフトコモディティ（軟商品）を含みます。 最も一般的な農産物にはコーヒー、小麦、生牛、トウモロコシ、大豆があります。

COMEXで取引可能な商品の完全なリストはこちらをクリックして確認してください。

当社のチャートを使用すると、商品先物契約の価格（現在の月および過去の月のもの）を遡って確認することができます。この情報を活用して、過去のパフォーマンスを参考にし、自身の取引戦略を立てることができます。

さらに、当社の経済カレンダーを使用して、既に発生したまたは将来発生する可能性のある一連の市場変動イベントを確認することもできます。これらのイベントは主に石油と天然ガスに適用されます。

COMEXプラットフォームを使用して商品取引を開始するには、以下の手順を実行するだけです：

1. 登録 / ログインしてご自身のアカウントにアクセスします。
2. 当社の「すべての商品」シリーズから、取引したい金融商品を検索します。
3. 商品価格の動きを自身の判断で予測し、「購入」または「売却」ボタンをクリックします。
4. 取引を開始します。

COMEXを使用した商品CFD取引に関する詳細情報は、トレーダーガイド動画「COMEXを使用した 商品取引方法」をご覧ください。